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モササウルス(学名 Mosasaurus hoffmannii)は、約7,000万〜6,600万年前の白亜紀の終わりごろ、世界中の海で頂点に立っていた巨大な海生爬虫類です。学名は「ムーズ川のトカゲ」を意味します。恐竜ではありませんが、恐竜時代の海を支配した「海の王者」として知られています。 まずは1分動画で、海に適応した四肢と強力なあごを見てみましょう。

モササウルスは恐竜ではなく、ヘビやトカゲと同じ有鱗類に属する海生爬虫類です。有鱗類のなかでヘビとオオトカゲのどちらにより近いかは、現在も研究が続いています。手足はひれ(フリッパー)に変わり、長い尾を左右に振って力強く泳ぎました。陸にはほとんど上がらず、一生を海で過ごしたと考えられています。
大型種 M. hoffmannii は全長11〜13メートルほどとする復元が多い一方、標本が不完全なため推定には幅があります。白亜紀の海の食物連鎖の頂点に立っていました。大きく開く口と、するどい円すい形の歯で、魚・サメ・ウミガメ・アンモナイト、さらにはほかのモササウルスまで、さまざまな獲物をおそっていました。口の奥(上あごの内側)にも歯があり、くわえた獲物を逃しませんでした。
モササウルスの化石は1700年代の終わりごろにオランダで研究され、「絶滅した巨大な生きもの」として大きな議論を呼びました。これは「生物は絶滅する」という考えを広めるきっかけのひとつとなり、古生物学という学問の出発点に関わった、歴史的に重要な化石です。
モササウルス類では、原始的な近縁種の妊娠個体や外洋で暮らす幼体の化石などから、胎生だったことが強く支持されています。ただし Mosasaurus hoffmannii そのものの妊娠化石は見つかっていません。これは、一生を海で過ごす生きものにとって都合のよい繁殖方法でした。海の中で出産していたとみられ、陸に戻る必要がありませんでした。
モササウルス類は世界各地の海に広く分布しました。モササウルス属も北大西洋域を中心に複数地域から知られますが、種ごとの分布は区別する必要があります。同じ海には首長竜(エラスモサウルスなど)やサメもいましたが、モササウルスはその頂点に君臨していました。しかし約6,600万年前、恐竜とともに大絶滅で姿を消しました。海の恐竜時代の最後を飾る、まさに「海の王者」です。
白亜紀の海に君臨した“海の王者”——モササウルスは恐竜ではありませんが、恐竜時代の海を支配した、迫力満点の巨大爬虫類です。恐竜図鑑NAVIで、ほかの恐竜たちもチェックしてみてね!
恐竜ではありません。ヘビやトカゲと同じ有鱗類に属し、海の生活へ高度に適応した爬虫類です。
大型の M. hoffmannii は11〜13メートル級とする復元が多くあります。完全骨格が少ないため、標本と復元方法によって推定値は変わります。
モササウルス類では胎生を示す証拠があります。ただしモササウルス属そのものの妊娠化石ではなく、近縁種や幼体化石に基づく推定です。
最終確認:2026年9月。推定値や生態の解釈は新しい研究で変わる場合があります。
分類:爬虫綱 > 有鱗目(トカゲ・ヘビのなかま)> モササウルス科
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