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ショニサウルス(学名 Shonisaurus popularis)は、約2億1,500万年前の三畳紀後期、現在の北アメリカの海にすんでいた巨大な海生爬虫類です。学名はショショーニ山脈にちなみます。史上最大級の魚竜として知られています。
ショニサウルスは全長15メートルにもなる、知られているなかで最大級の魚竜です。イクチオサウルスのようなイルカ型の魚竜のなかまですが、けた違いに巨大でした。三畳紀の海に、これほど大きな爬虫類がいたことは、おどろきです。海の巨大生物の歴史を語るうえで、重要な存在です。
ショニサウルスは、巨大なわりに、ほっそりと細長い体つきをしていました。長い吻(口先)をもち、深い海を泳いでいたと考えられます。イルカやクジラのように、海中をゆったりと泳ぐ、巨大な海の住人でした。
ショニサウルスは、アメリカ・ネバダ州で、何体もの化石がまとまって見つかっています。なぜ多くの個体が一か所に集まったのかは謎で、繁殖のために集まった、あるいは座礁した、などの説があります。魚竜の生態を考えるうえで、興味深い化石群です。
ショニサウルスは恐竜ではなく、魚竜という別の海生爬虫類のグループに属します。魚竜は、爬虫類でありながらイルカやマグロのような姿に進化した「収れん進化」の代表で、三畳紀から白亜紀まで長く栄えました。ショニサウルスは、その巨大化した一例です。
ショニサウルスがいた三畳紀後期の北アメリカは、深い外洋でした。恐竜が陸で栄え始めたころ、海ではショニサウルスのような巨大な魚竜が泳いでいました。ショニサウルスは、史上最大級の魚竜として、三畳紀の海の豊かさを物語る、貴重な海生爬虫類です。
分類:魚竜上目 > 魚竜 > シャスタサウルス科