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ギラッファティタン(学名 Giraffatitan brancai)は、約1億5,000万年前のジュラ紀後期、現在のアフリカ(タンザニア)にすんでいた首の長い超巨大な植物食恐竜です。学名は「キリンのような巨人」を意味します。博物館でおなじみの巨大全身骨格として、世界中で親しまれています。
ベルリンの自然史博物館にある、世界一の高さをほこる恐竜の全身骨格は、じつはこのギラッファティタンです。長く「アフリカのブラキオサウルス」とされてきましたが、現在では別属とする見方が主流です。多くの人が「ブラキオサウルス」として目にしてきた巨大骨格の正体は、ギラッファティタンだったのです。
ギラッファティタンは、ブラキオサウルスと同じく、前あしが後ろあしより長く、首を高くもち上げられる、キリンのような体つきでした。全長22〜23メートル、頭を上げると地上13メートルにもなり、高い木の葉を食べるのに適していました。学名「キリンのような巨人」は、まさにこの姿を表しています。
ギラッファティタンの頭には、目の上あたりに大きな盛り上がりがあり、そこに鼻の穴がありました。この特徴的な頭の形は、ブラキオサウルスのなかまに共通するものです。なぜ鼻が頭の高い位置にあるのかは、いくつかの説があります。
ギラッファティタンは、20世紀のはじめにタンザニアのテンダグルで行われた大規模な発掘で見つかりました。この発掘では、剣竜のケントロサウルスなど多くの恐竜が発見され、アフリカにも豊かな恐竜の世界が広がっていたことが明らかになりました。
ギラッファティタンがいたジュラ紀後期のアフリカは、季節のある海岸近くの平野でした。同じ地域には、剣竜のケントロサウルスや、細long長い首のディクラエオサウルスもいました。ギラッファティタンは、その圧倒的な背の高さで高い木の葉を独占した、アフリカを代表する巨大恐竜です。
分類:竜盤目 > 竜脚形亜目 > 竜脚類 > マクロナリア類 > ブラキオサウルス科