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プラテオサウルス

Plateosaurus trossingensis — 「広い(平たい)トカゲ」

三畳紀 竜脚類
時代三畳紀後期(ノーリアン)
年代約2億1,400万〜2億400万年前
全長約5〜10 m
体重約600〜4,000 kg(個体差が大きい)
食べ物植物食(高い位置の植物も食べた可能性)
生息環境乾燥した、砂漠に近い環境(季節的な移動の可能性)
発見地ヨーロッパ(ドイツ、スイス、フランスなど)
地層トロッシンゲン層など
プラテオサウルス(Plateosaurus trossingensis) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
プラテオサウルス(Plateosaurus trossingensis) 復元イメージ

プラテオサウルス(学名 Plateosaurus trossingensis)は、約2億1,000万年前の三畳紀後期、現在のヨーロッパにすんでいた植物食恐竜です。学名は「広い(平たい)トカゲ」を意味します。恐竜時代の初期に栄えた大型植物食恐竜で、のちの巨大な竜脚類につながる「古竜脚類」のなかまです。

初期の大型植物食恐竜

プラテオサウルスは全長5〜10メートルにもなり、三畳紀後期としてはとても大きな恐竜でした。まだブラキオサウルスのような超巨大竜脚類は現れていない時代で、プラテオサウルスは当時の世界でひときわ目立つ存在でした。長い首をのばして、ほかの動物が届かない高い位置の植物も食べられました。

2本足で歩いた植物食恐竜

のちの竜脚類は4本足で歩きましたが、プラテオサウルスは主に2本足で歩いていたと考えられています。前あしには物をつかめる手があり、大きな親指のかぎ爪は、植物を引き寄せたり身を守ったりするのに使ったとみられます。「古竜脚類」は、2本足から4本足へと進化していく途中の姿を示しています。

たくさん見つかる恐竜

プラテオサウルスは、ドイツなどで非常に多くの化石が見つかっています。一か所からまとまって発見されることもあり、群れで行動していたか、あるいは乾燥した時期に水を求めて移動し、力尽きた個体が集まった可能性が考えられています。多数の標本のおかげで、よく研究されている恐竜です。

個体差の大きさ

プラテオサウルスは、同じ種でも体の大きさに大きな差があることが分かっています。これは、エサや気候などの環境に応じて成長の速さが変わったためと考えられています。骨の研究から、その成長のしかたが詳しく調べられており、恐竜の生態を知る手がかりになっています。

すんでいた環境

プラテオサウルスがいた三畳紀後期のヨーロッパは、乾燥した砂漠に近い環境でした。季節によって厳しい乾燥があったとみられ、プラテオサウルスは水や食べ物を求めて移動していた可能性があります。恐竜が大型化し始めた、その最初期を代表する植物食恐竜です。

分類:竜盤目 > 竜脚形亜目 > 古竜脚類 > プラテオサウルス科

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