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ヴルカノドン(学名 Vulcanodon karibaensis)は、約1億8,500万年前のジュラ紀前期、現在のアフリカ(ジンバブエ)にすんでいた植物食恐竜です。学名は「火山の歯」を意味します。もっとも初期の竜脚類のひとつとして重要な恐竜です。
ヴルカノドンは、ブラキオサウルスやディプロドクスなどをふくむ「竜脚類」の、もっとも初期のなかまのひとつです。古竜脚類から、本格的な竜脚類へと進化する、ちょうど境目に近い姿をしています。竜脚類がどのように生まれたかを知る、貴重な手がかりとなっています。
ヴルカノドンは、すでにがっしりした4本足で歩いていたと考えられています。古竜脚類が2本足でも歩けたのに対し、竜脚類は完全な4本足へと進化しました。ヴルカノドンは、その移行の段階を示す、重要な恐竜です。全長6.5メートルほどでした。
学名「火山の歯」は、化石が火山の溶岩のあいだの砂岩から見つかったことに由来します。じつは発見当初、近くで見つかった歯を一緒に研究してしまったのですが、その歯は別の肉食恐竜のものでした。竜脚類は植物食なので、名前と中身に少しズレがある、ユニークなエピソードをもつ恐竜です。
ヴルカノドンは、長い首をのばして植物を食べる、初期の竜脚類でした。まだのちの竜脚類ほど巨大ではありませんが、4本足で大きな体を支える、竜脚類らしい暮らしを始めていました。
ヴルカノドンがいたジュラ紀前期のアフリカ(ジンバブエ)は、河川のある低地でした。火山活動の活発な地域だったとみられます。ヴルカノドンは、竜脚類の進化のはじまりを伝える、もっとも古い竜脚類のひとつとして、たいへん重要な恐竜です。
分類:竜盤目 > 竜脚形亜目 > 竜脚類 > ヴルカノドン科