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マンテリサウルス(学名 Mantellisaurus atherfieldensis)は、約1億2,500万年前の白亜紀前期、現在のイギリスなどにすんでいた大型の植物食恐竜です。学名は、イグアノドンを発見した医師ギデオン・マンテルにちなみます。イグアノドンに近い、すらりとした植物食恐竜です。
マンテリサウルスは、長くイグアノドンの一種とされてきましたが、研究が進み、別属として区別されました。イグアノドンよりすらりとして軽く、より進化したつくりをしていました。イグアノドンを発見したマンテルにちなんで名づけられた、由緒ある恐竜です。
マンテリサウルスは、がっしりしたイグアノドンにくらべ、すらりとして軽い体つきでした。全長7メートルほどで、ふだんは4本足、急ぐときは2本足になれたと考えられます。前あしの親指には、イグアノドン類に特徴的なスパイク状の骨がありました。
マンテリサウルスは、イグアノドンよりもさらにハドロサウルス類(カモノハシ竜)に近い特徴をもっていました。植物食恐竜が、イグアノドンからハドロサウルスへと進化していく、その途中の姿を示しています。植物食恐竜の進化を知るうえで、重要な恐竜です。
マンテリサウルスは、角質のくちばしで植物をかみ取り、口の奥の歯ですりつぶして食べていました。すぐれた歯で、かたい植物も効率よく食べられました。ワイト島やベルギーなど、ヨーロッパの各地で化石が見つかっています。
マンテリサウルスがいた白亜紀前期のヨーロッパは、河川のある氾濫原でした。イグアノドンや、肉食恐竜のネオヴェナトル、よろい竜のポラカントゥスと同じ世界を生きました。マンテリサウルスは、植物食恐竜の進化を物語る、ヨーロッパの重要な恐竜です。
分類:鳥盤目 > 鳥脚亜目 > イグアノドン類 > アンキロポレクシア類 > スティラコステルナ類