
🔍 タップで拡大
ゼノケラトプスは、約7,800万年前の白亜紀後期、いまのカナダ・アルバータ州にすんでいた大型の角竜です。2012年に発表され、カナダの角竜のなかでももっとも古い時代のもののひとつとして注目されました。学名は「奇妙な角のある顔」を意味します。
ゼノケラトプスの化石は、じつは1950年代に採集されながら長く博物館で眠っていた標本でした。数十年の時を経て研究され、2012年に新種として発表されたのです。フリルには大きなトゲと突起があり、独特の飾りをもっていました。標本はカナダ自然博物館に収蔵されています。
推定全長は約6メートル、体重2トン超の大型角竜で、四本足で歩く植物食恐竜でした。フリルのふちの大きな突起が、見分けやアピールに使われたと考えられます。
ゼノケラトプスは、角竜の進化がカナダで早くから始まっていたことを示します。博物館に眠る標本の再研究が新発見を生むという、研究の面白さを伝える一例でもあります。
ホロタイプ(基準標本):カナダ自然博物館 CMN 53282(フリル・頭骨片)