恐竜図鑑をひらく
ホーム 恐竜図鑑 ニュース 施設 雑学 グッズ クイズ

HOME / ZUKAN / No.180

ラペトサウルス

Rapetosaurus krausei — 「(マダガスカル神話の巨人)ラペトのトカゲ」

白亜紀 竜脚類
時代白亜紀後期(マーストリヒチアン)
年代約7,000万年前
全長約15 m
体重約10,000 kg
食べ物植物食
生息環境季節的に乾く河川のある氾濫原
発見地アフリカ(マダガスカル)
地層マエヴァラノ層
ラペトサウルス(Rapetosaurus krausei) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
ラペトサウルス(Rapetosaurus krausei) 復元イメージ

ラペトサウルス(学名 Rapetosaurus krausei)は、約7,000万年前の白亜紀後期、現在のマダガスカルにすんでいた首の長い植物食恐竜です。学名はマダガスカル神話の巨人「ラペト」にちなみます。もっとも全身がそろったティタノサウルス類のひとつとして重要です。

保存のよいティタノサウルス類

ティタノサウルス類(白亜紀の巨大竜脚類)は、ごく一部の骨しか見つからないことが多いのですが、ラペトサウルスは、頭骨をふくむ全身のかなりの部分がそろった、保存のよい化石で見つかりました。そのため、ティタノサウルス類の全身の姿を知るうえで、たいへん貴重な恐竜です。

赤ちゃんの化石も見つかった

ラペトサウルスは、生まれたばかりの赤ちゃんの化石も見つかっています。研究の結果、赤ちゃんはおとなを小さくしたような姿で生まれ、生まれてすぐに自分で歩いて食べ物を探していたと考えられています。竜脚類の赤ちゃんの暮らしを知る、貴重な手がかりです。

島で暮らした竜脚類

白亜紀後期のマダガスカルは、すでに島になっていました。ラペトサウルスは、その島で暮らしていた竜脚類です。同じ島には、肉食恐竜マジュンガサウルスもいて、ラペトサウルスはその獲物のひとつだった可能性があります。島の生態系を知るうえで、重要な恐竜です。

長い首で植物を食べた

ラペトサウルスは、長い首と細い歯をもち、植物の葉をこそぎ取るように食べていました。全長15メートルほどの竜脚類で、長い首を生かして、幅広い範囲の植物を食べていたと考えられます。

すんでいた環境

ラペトサウルスがいた白亜紀後期のマダガスカルは、季節的に乾く河川のある氾濫原でした。乾季にはきびしい環境になったとみられます。ラペトサウルスは、保存のよい化石と赤ちゃんの化石によって、ティタノサウルス類の姿と暮らしを伝えてくれる、貴重な恐竜です。

分類:竜盤目 > 竜脚形亜目 > 竜脚類 > ティタノサウルス類

← 恐竜図鑑一覧へ戻る

RANKING

人気ランキング TOP10