恐竜図鑑をひらく
ホーム 恐竜図鑑 ニュース 施設 雑学 グッズ クイズ

HOME / ZUKAN / No.246

ストルティオサウルス

Struthiosaurus austriacus — 「ダチョウのトカゲ」

白亜紀 装盾類
時代白亜紀後期
年代約8,000万〜7,000万年前
全長約2〜3 m
体重約200〜300 kg
食べ物植物食
生息環境島々のある海岸近くの低地
発見地ヨーロッパ(オーストリア・ハンガリー・ルーマニアなど)
地層白亜紀後期のヨーロッパの地層
ストルティオサウルス(Struthiosaurus austriacus) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
ストルティオサウルス(Struthiosaurus austriacus) 復元イメージ

ストルティオサウルス(学名 Struthiosaurus austriacus)は、約7,500万年前の白亜紀後期、現在のヨーロッパにすんでいた小型の植物食恐竜です。学名は「ダチョウのトカゲ」を意味します。もっとも小さいよろい竜のひとつとして知られています。

もっとも小さいよろい竜

ストルティオサウルスは全長2〜3メートルほどの、知られているなかでもっとも小さいよろい竜のひとつです。よろい竜は大型のものが多いため、これほど小さいのは異例です。これは、当時のヨーロッパが島々に分かれており、限られた食べ物のなかで体を小さくして適応した「島嶼化(とうしょか)」の例と考えられています。

島で小さくなったよろい竜

白亜紀後期のヨーロッパは、テティス海に島々が点在する環境でした。ストルティオサウルスは、そうした島で暮らしていたため、体が小さくなったとみられます。同じヨーロッパの島には、小型化したカモノハシ竜や、ずんぐりしたラプトルのバラウルもいました。島の恐竜進化を物語っています。

装甲で身を守った

ストルティオサウルスは、小さいながらも、背中に骨の装甲やとげをもっていました。ノドサウルス科という、尾のこん棒をもたないタイプのよろい竜です。小さな体を、装甲で守っていたのです。低い植物を食べる、おとなしい草食動物でした。

ヨーロッパのよろい竜

ストルティオサウルスは、オーストリアやハンガリー、ルーマニアなど、ヨーロッパの各地で見つかっています。ヨーロッパの島々にすんでいたよろい竜の代表で、島の生態系を知る手がかりになっています。

すんでいた環境

ストルティオサウルスがいた白亜紀後期のヨーロッパは、島々のある海岸近くの低地でした。ストルティオサウルスは、島で小さく進化したよろい竜として、「島が恐竜をどう変えるか」を教えてくれる、興味深い恐竜です。

分類:鳥盤目 > 装盾亜目 > 曲竜類(アンキロサウルス類)> ノドサウルス科

← 恐竜図鑑一覧へ戻る

RANKING

人気ランキング TOP10