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ディクラエオサウルス

Dicraeosaurus hansemanni — 「二またのトカゲ(二またのとげをもつ)」

ジュラ紀 竜脚類
時代ジュラ紀後期
年代約1億5,500万〜1億5,000万年前
全長約12〜14 m
体重約4,000 kg
食べ物植物食(低〜中くらいの高さの植物)
生息環境季節のある海岸近くの平野
発見地アフリカ(タンザニア)
地層テンダグル層
ディクラエオサウルス(Dicraeosaurus hansemanni) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
ディクラエオサウルス(Dicraeosaurus hansemanni) 復元イメージ

ディクラエオサウルス(学名 Dicraeosaurus hansemanni)は、約1億5,000万年前のジュラ紀後期、現在のアフリカ(タンザニア)にすんでいた首の長い植物食恐竜です。学名は「二またのトカゲ」を意味します。背中に二またのとげをもつ、竜脚類のグループの名前のもとになった恐竜です。

背骨の二またのとげ

ディクラエオサウルス最大の特徴は、首から背中にかけての背骨に、Y字(二また)に分かれたとげが並んでいたことです。学名「二またのトカゲ」はここに由来します。このとげが、皮膚におおわれて低い帆のようになっていたのか、むき出しだったのかは議論があります。仲間へのアピールや防御に役立ったとみられます。

竜脚類としては小型

ディクラエオサウルスは全長12〜14メートルほどで、同じ地域にいた巨大なギラッファティタンにくらべると、ずっと小型でした。ディクラエオサウルス科という、比較的小柄なグループに属します。首もそれほど高く上げられず、低い位置の植物を主に食べていたと考えられます。

低い位置の植物を食べた

ディクラエオサウルスは、首を高く上げる巨大竜脚類とちがい、低い位置から中くらいの高さの植物を食べていました。これにより、同じ地域の巨大なギラッファティタンとは、食べる植物をすみ分けることができました。背の高さのちがいが、共存を可能にしていたのです。

南半球の個性派グループ

ディクラエオサウルス科には、首にとげをもつアマルガサウルスや、前向きのとげのバハダサウルスもいます。いずれも背骨のとげが特徴的な、個性派ぞろいのグループです。ディクラエオサウルスは、その名前のもとになった代表種です。

すんでいた環境

ディクラエオサウルスがいたジュラ紀後期のアフリカは、季節のある海岸近くの平野でした。巨大なギラッファティタンや、剣竜のケントロサウルスと同じ世界を生きました。ディクラエオサウルスは、背中のとげと低い食べ方という個性で、独自の地位を築いていた竜脚類です。

分類:竜盤目 > 竜脚形亜目 > 竜脚類 > ディプロドクス上科 > ディクラエオサウルス科

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