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ドリオサウルス

Dryosaurus altus — 「樫(かし)の木のトカゲ」

ジュラ紀 鳥脚類
時代ジュラ紀後期
年代約1億5,500万〜1億5,000万年前
全長約3〜4 m
体重約80〜100 kg
食べ物植物食
生息環境季節のある氾濫原
発見地北アメリカ(米国西部)
地層モリソン層
ドリオサウルス(Dryosaurus altus) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
ドリオサウルス(Dryosaurus altus) 復元イメージ

ドリオサウルス(学名 Dryosaurus altus)は、約1億5,000万年前のジュラ紀後期、現在の北アメリカにすんでいた小型の植物食恐竜です。学名は「樫(かし)の木のトカゲ」を意味します。すばやく走る、小回りのきく植物食恐竜です。

すばやく走る小型恐竜

ドリオサウルスは全長3〜4メートルほどの、ほっそりした植物食恐竜でした。長く力強い後ろあしをもち、すばやく走れたと考えられます。大きな肉食恐竜から逃げるには、このすばやさが何よりの武器でした。ヒプシロフォドンに似た、俊足の植物食恐竜です。

くちばしで植物を食べた

ドリオサウルスは、くちばしで低い位置の植物をかみ取り、口の奥の歯ですりつぶして食べていました。前あしは短く、おもに後ろあしで体を支えていました。すばやさを生かして、危険を避けながら効率よく植物を食べる、すぐれた草食動物でした。

成長の研究が進んだ恐竜

ドリオサウルスは、子どもからおとなまでの化石がそろっており、恐竜がどのように成長したかを研究するうえで役立っています。骨の成長線を調べることで、成長の速さや、おとなになるまでの過程が明らかにされています。

イグアノドン類に近いなかま

ドリオサウルスは、イグアノドン類に近い、ドリオサウルス科というグループに属します。アフリカにも近縁種(ドリオサウルスのなかま)が見つかっており、ジュラ紀後期に世界中に広がっていたことが分かります。植物食恐竜の進化と分布を知る手がかりになっています。

すんでいた環境

ドリオサウルスがいたジュラ紀後期の北アメリカ(モリソン層)は、季節のある氾濫原でした。巨大な竜脚類や、肉食のアロサウルスと同じ世界を生きました。ドリオサウルスは、すばやさを武器に、危険を避けながらたくましく暮らしていた、小さな俊足の植物食恐竜です。

分類:鳥盤目 > 鳥脚亜目 > イグアノドン類 > ドリオサウルス科

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