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ヘレラサウルス

Herrerasaurus ischigualastensis — 「ヘレラのトカゲ(発見者の名にちなむ)」

三畳紀 獣脚類
時代三畳紀後期(カーニアン)
年代約2億3,100万〜2億2,800万年前
全長約3〜6 m
体重約200〜350 kg
食べ物肉食(小〜中型の動物を狩った)
生息環境火山の影響を受ける河川沿いの森林
発見地南アメリカ(アルゼンチン・イスチグアラスト)
地層イスチグアラスト層
ヘレラサウルス(Herrerasaurus ischigualastensis) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
ヘレラサウルス(Herrerasaurus ischigualastensis) 復元イメージ

ヘレラサウルス(学名 Herrerasaurus ischigualastensis)は、約2億3,000万年前の三畳紀後期、現在のアルゼンチンにすんでいた肉食恐竜です。学名は発見者にちなんで「ヘレラのトカゲ」を意味します。もっとも古い恐竜のひとつで、初期の肉食恐竜を代表する存在です。

もっとも古い肉食恐竜のひとつ

ヘレラサウルスは、恐竜がまだ現れて間もない三畳紀後期に生きていました。すでに肉食恐竜らしい鋭い歯と、獲物をつかむかぎ爪のある手をもっていました。全長3〜6メートルと、当時としては大きな部類で、その時代の有力なハンターのひとつでした。恐竜の歴史のはじまりを知るうえで、たいへん重要な恐竜です。

初期の恐竜らしい特徴

ヘレラサウルスは、のちの肉食恐竜(獣脚類)につながる特徴をもちながら、まだ原始的な点も残していました。そのため、恐竜の系統樹のどこに位置づけるべきか、長く議論されてきました。恐竜がさまざまなグループに分かれていく、まさにその初期の姿をしているのです。

すばやいハンター

ヘレラサウルスは、すらりとした体と長い後ろあしをもち、すばやく動けたと考えられています。鋭い歯と、動く関節をもつ下あごで、捕らえた獲物をしっかりかみ砕きました。小〜中型の動物を狩る、機敏な肉食恐竜でした。

恐竜が主役になる前の世界

ヘレラサウルスが生きた三畳紀後期は、恐竜以外のさまざまな爬虫類(大型のワニのなかまなど)も栄えており、恐竜はまだ生態系の主役ではありませんでした。ヘレラサウルスは、そうしたライバルの多い世界で、いち早く頂点に近づいた恐竜のひとつです。

すんでいた環境

ヘレラサウルスがいた三畳紀後期のアルゼンチン(イスチグアラスト)は、火山の影響を受ける河川沿いの森林でした。同じ地層からは、最古級の恐竜エオラプトルも見つかっています。この地域は「恐竜誕生の地」のひとつとして、世界中の研究者から注目されています。

分類:竜盤目 > 獣脚亜目 基盤(または竜盤目の初期系統)

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