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トゥリアサウルス(学名 Turiasaurus riodevensis)は、約1億4,500万年前のジュラ紀後期〜白亜紀前期、現在のスペインにすんでいた超巨大な植物食恐竜です。学名はトゥリア(地方名)にちなみます。ヨーロッパ最大級の恐竜として有名です。
トゥリアサウルスは全長30メートルにもなる、ヨーロッパで見つかったなかでもっとも大きな恐竜のひとつです。南アメリカやアフリカの超巨大竜脚類に匹敵する大きさで、ヨーロッパにもこれほど巨大な恐竜がいたことを示す、おどろきの発見でした。前あしの大きな爪も特徴です。
トゥリアサウルスは、ディプロドクスやブラキオサウルスとは別の、独自のグループ(トゥリアサウルス類)に属します。このグループは、ジュラ紀後期から白亜紀前期にかけて、ヨーロッパやアフリカで栄えました。トゥリアサウルスは、その代表的な巨大種です。
トゥリアサウルスの歯は、ハート形(スプーン形)をしていました。これは、かための植物の葉や枝をかみ取るのに適した形です。巨大な体を維持するため、長い首を生かして、たくさんの植物を食べていたと考えられます。
トゥリアサウルスの発見は、「超巨大竜脚類は南半球だけのもの」という考えをくつがえしました。ヨーロッパにも、独自に進化した巨大恐竜がいたのです。恐竜の巨大化が、世界のさまざまな場所で起きていたことを示す、重要な恐竜です。
トゥリアサウルスがいたジュラ紀後期〜白亜紀前期のスペインは、河川のある氾濫原でした。豊かな植物にめぐまれ、巨大な竜脚類が育つのにぴったりの環境でした。トゥリアサウルスは、ヨーロッパ最大級の恐竜として、恐竜の巨大さの広がりを教えてくれる存在です。
分類:竜盤目 > 竜脚形亜目 > 竜脚類 > トゥリアサウルス類