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ピナコサウルス(学名 Pinacosaurus grangeri)は、約7,500万年前の白亜紀後期、現在のモンゴルや中国にすんでいた植物食恐竜です。学名は「板のトカゲ」を意味します。子どもの群れの化石が見つかった、アジアのよろい竜です。
ピナコサウルスでもっとも有名なのは、何頭もの子どもがまとまって見つかったことです。これは、若いよろい竜が群れで行動していたことを示す、貴重な証拠です。砂嵐に巻きこまれて、群れごと埋もれたと考えられています。よろい竜の子育てや社会性を知る手がかりになっています。
ピナコサウルスは、アンキロサウルス科に属し、尾の先に骨のこん棒をもっていました。背中は装甲板でおおわれ、肉食恐竜から身を守っていました。アジアを代表するよろい竜のひとつで、多くの化石が見つかっているため、よく研究されています。
ピナコサウルスは、モンゴルや中国の砂漠の地層で、非常に多くの化石が見つかっています。子どもからおとなまでそろっているため、よろい竜がどのように成長したかを研究するうえで、とても貴重です。アジアのよろい竜の代表的な存在です。
ピナコサウルスは背が低く、地面近くのやわらかい植物を食べていました。幅広いくちばしで植物をかみ取り、大きなおなかで消化したと考えられます。重い装甲とこん棒で身を守りながら、おとなしく草をはんでいました。
ピナコサウルスがいた白亜紀後期のモンゴルは、砂丘の広がる乾燥した土地でした。砂嵐が多かったため、群れがそのまま埋もれ、貴重な化石が残りました。ピナコサウルスは、子どもの群れの化石によって、よろい竜の暮らしを今に伝える、重要なアジアのよろい竜です。
分類:鳥盤目 > 装盾亜目 > 曲竜類(アンキロサウルス類)> アンキロサウルス科