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ストルティオミムス(学名 Struthiomimus altus)は、約7,500万年前の白亜紀後期、現在のカナダにすんでいた恐竜です。学名は「ダチョウもどき」を意味します。その名のとおり、現在のダチョウにそっくりな姿をした「ダチョウ恐竜(オルニトミモサウルス類)」の代表です。
ストルティオミムスは、長い首・小さな頭・歯のないくちばし・長い後ろあしという、ダチョウによく似た体つきをしていました。全長4.3メートルほどで、すらりとした体は、すばやく走るのにぴったりでした。「ダチョウもどき」という学名は、まさにその姿を言い表しています。
ストルティオミムスは、長く力強い後ろあしを生かして、恐竜のなかでもとくに速く走れたと考えられています。時速50〜60キロに達したという推定もあります。この俊足は、肉食恐竜から逃げるための、何よりの武器でした。
ストルティオミムスは歯がなく、くちばしをもっていました。何を食べていたかには議論があり、植物・昆虫・小動物・卵などを食べる雑食だったと考えられています。前あしには、ものを引き寄せたりつかんだりできる手があり、植物の枝をたぐり寄せて食べたとも考えられています。
ダチョウ恐竜のなかまは羽毛をもっていたことが分かっており、ストルティオミムスも体が羽毛におおわれていたと考えられています。まさに姿も中身もダチョウに近い、鳥のような恐竜だったのです。
ストルティオミムスがいた白亜紀後期のカナダは、河川のある温暖な氾濫原でした。多くの植物食恐竜や肉食恐竜と同じ世界を生きました。ストルティオミムスは、ダチョウのような俊足と雑食という強みを生かして、危険を避けながらたくましく暮らしていた、人気の恐竜です。
分類:竜盤目 > 獣脚亜目 > オルニトミモサウルス類 > オルニトミムス科