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マジュンガサウルス

Majungasaurus crenatissimus — 「マハジャンガ(産地)のトカゲ」

白亜紀 獣脚類
時代白亜紀後期(マーストリヒチアン)
年代約7,000万〜6,600万年前
全長約6〜7 m
体重約1,000〜1,500 kg
食べ物肉食(竜脚類などを捕食。共食いの証拠もある)
生息環境季節的に乾燥する河川沿いの平野(島だったマダガスカル)
発見地アフリカ(マダガスカル)
地層マエヴァラノ層
マジュンガサウルス(Majungasaurus crenatissimus) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
マジュンガサウルス(Majungasaurus crenatissimus) 復元イメージ

マジュンガサウルス(学名 Majungasaurus crenatissimus)は、約6,700万年前の白亜紀後期、現在のマダガスカルにすんでいた肉食恐竜です。学名は産地のマハジャンガにちなみます。アベリサウルス科という南半球の肉食恐竜のなかまで、共食いの証拠が見つかったことで有名です。

がっしりした短い頭

マジュンガサウルスは、アベリサウルス科らしく、短くてがっしりした頭をもっていました。頭の上には小さな角のような突起がありました。前あしはとても小さく、おもに頭と力強いあごで獲物をしとめたと考えられます。全長6〜7メートルの、島の頂点捕食者でした。

恐竜の共食いの証拠

マジュンガサウルスの化石には、同じマジュンガサウルスの歯の跡が残った骨が見つかっています。これは、マジュンガサウルスが仲間を食べていた、つまり共食いをしていた確かな証拠とされています。獲物が少ない島の環境で、死んだ仲間も無駄なく食べていたのかもしれません。恐竜の生態を知る、貴重な発見です。

島で進化した恐竜

白亜紀後期のマダガスカルは、すでに大陸から切り離された島でした。そのため、マジュンガサウルスをはじめ、独自の進化をとげた恐竜が多くすんでいました。島という限られた環境が、恐竜の進化にどう影響したかを考えるうえで、興味深い例です。

アベリサウルス科のなかま

マジュンガサウルスは、カルノタウルスと同じアベリサウルス科に属します。このグループは、かつて一つの大陸だった南半球(ゴンドワナ)の各地で栄えました。マダガスカル・南アメリカ・インド・アフリカなどに仲間がおり、大陸の移り変わりを知る手がかりにもなっています。

すんでいた環境

マジュンガサウルスがいた白亜紀後期のマダガスカルは、季節によって乾燥する河川沿いの平野でした。乾季には食べ物が乏しくなり、それが共食いの一因だったとも考えられています。マジュンガサウルスは、島という特殊な環境でたくましく生きた、南半球を代表する肉食恐竜です。

分類:竜盤目 > 獣脚亜目 > ケラトサウルス類 > アベリサウルス上科 > アベリサウルス科

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