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2026.06.09
図鑑の恐竜には、緑や茶色、あざやかな模様などいろいろな色がついています。でも、化石は骨ばかり。恐竜の色は、どうやってわかるのでしょう?
羽毛や皮ふがとてもよい状態で残った化石を電子顕微鏡で見ると、メラノソームという色のもとになる小さなつぶが見つかることがあります。このつぶの形が、色によってちがうのです。たとえば細長いつぶは黒っぽい色、丸いつぶは赤茶色、というように。今の鳥の羽と見くらべることで、恐竜の色をある程度推定できるようになりました。
小型の羽毛恐竜ミクロラプトルは、カラスのように青黒く光る羽だったと推定されています。シノサウロプテリクスは、しっぽに赤茶と白のしま模様があったと考えられています。
ただし、メラノソームが残らない化石では色はわかりません。だから、図鑑の色の多くは“想像”もまじっています。新しい化石が見つかるたびに、恐竜たちは少しずつ「本当の色」をとりもどしているのです。