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トゥパンダクティルス

Tupandactylus imperator — 「(トゥピの雷神)トゥパンの指」

翼竜 翼竜
時代白亜紀前期(アプチアン)
年代約1億1,200万年前
全長翼開長 約3 m前後(推定)
体重約10〜20 kg
食べ物おもに果実や植物食、または雑食と考えられる
生息環境湖や海の近くの環境
発見地南アメリカ(ブラジル)
地層クラト層
トゥパンダクティルス(Tupandactylus imperator) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
トゥパンダクティルス(Tupandactylus imperator) 復元イメージ

トゥパンダクティルス(学名 Tupandactylus imperator)は、約1億1,200万年前の白亜紀前期、現在のブラジルの空を飛んでいた翼竜です。学名はトゥピ神話の雷神トゥパンにちなみます。巨大で派手なとさかで有名な、恐竜時代の翼竜です。

とてつもなく大きなとさか

トゥパンダクティルス最大の特徴は、頭の上にそびえる、とてつもなく大きなとさか(クレスト)です。骨の枠に、皮膚や角質の膜が張られた、帆のような巨大な飾りでした。体のわりにおどろくほど大きく、鮮やかな色がついていたと考えられています。仲間どうしの見分けや、相手へのアピールに使われた、まさに「看板」のような役割をはたしていたのでしょう。

タペヤラ科の翼竜

トゥパンダクティルスは、タペヤラと同じ、派手なとさかをもつタペヤラ科の翼竜です。歯のないくちばしをもち、果実や植物を食べていたと考えられています。白亜紀のブラジルは、こうした個性的な翼竜が栄えた、翼竜の楽園のひとつでした。

陸の近くで暮らした

トゥパンダクティルスは、海の上を飛ぶ翼竜とちがい、湖や陸の近くで暮らしていたと考えられています。果実や植物を食べていたとすれば、森や林の近くを飛び回っていたのでしょう。翼竜の暮らしの多様さを示す、興味深い存在です。

保存のよい化石

トゥパンダクティルスは、ブラジルの保存のよい地層から見つかり、巨大なとさかの形まで分かっています。とさかの膜の跡まで残った化石もあり、翼竜の見た目を知るうえで貴重です。映画やイラストでも、その派手な姿がよく描かれています。

すんでいた環境

トゥパンダクティルスがいた白亜紀前期のブラジルは、湖や海の近くの環境でした。トゥパンダクティルスは、とてつもなく大きなとさかをもって空を舞った、白亜紀ブラジルを代表する、もっとも派手な翼竜のひとつです。

分類:翼竜目 > プテロダクティルス亜目 > アズダルコ上科 > タペヤラ科

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