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ガスパリニサウラ

Gasparinisaura cincosaltensis — 「(古生物学者)ガスパリーニのトカゲ」

白亜紀 鳥脚類
時代白亜紀後期(カンパニアン)
年代約8,300万年前
全長約1.7 m
体重約13 kg
食べ物植物食
生息環境河川のある氾濫原
発見地南アメリカ(アルゼンチン)
地層アナクレト層
ガスパリニサウラ(Gasparinisaura cincosaltensis) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
ガスパリニサウラ(Gasparinisaura cincosaltensis) 復元イメージ

ガスパリニサウラ(学名 Gasparinisaura cincosaltensis)は、約8,300万年前の白亜紀後期、現在のアルゼンチンにすんでいた小型の植物食恐竜です。学名は古生物学者ガスパリーニにちなみます。南アメリカを代表する小型鳥脚類です。

南アメリカの小型植物食恐竜

ガスパリニサウラは、南アメリカで見つかった、保存のよい小型の鳥脚類です。南半球の小型植物食恐竜は化石が少ないため、ガスパリニサウラは貴重です。全長1.7メートルほどの、すばやく動ける小さな恐竜でした。南アメリカの恐竜の多様さを知る手がかりになっています。

すばやく走る恐竜

ガスパリニサウラは、すらりとした体と長い後ろあしをもち、すばやく走れたと考えられます。大きな肉食恐竜から逃げるには、このすばやさが武器でした。小回りのきく体で、危険を避けながら暮らしていたのでしょう。

胃石で消化を助けた

ガスパリニサウラの化石からは、胃の中にあった小石(胃石)が見つかっています。これは、飲み込んだ植物を胃の中ですりつぶすのに役立てたと考えられます。歯だけでは処理しきれない植物を、胃石で助けていたのです。小型植物食恐竜の食べ方を知る手がかりです。

くちばしと歯で植物を食べた

ガスパリニサウラは、くちばしで低い位置の植物をかみ取り、口の奥の歯で処理して食べていました。すばやく動きながら、効率よく食べ物をとっていた、すぐれた草食動物でした。

すんでいた環境

ガスパリニサウラがいた白亜紀後期の南アメリカは、河川のある氾濫原でした。巨大な竜脚類や肉食恐竜が栄える世界で、ガスパリニサウラは、すばやさと胃石を武器に、小型植物食恐竜としてたくましく暮らしていました。南アメリカの恐竜の多様さを物語る恐竜です。

分類:鳥盤目 > 鳥脚亜目 > エラスマリア(基盤的位置)

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