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ハドロサウルス

Hadrosaurus foulkii — 「がっしりしたトカゲ」

白亜紀 鳥脚類
時代白亜紀後期
年代約8,000万〜7,800万年前
全長約7〜8 m
体重約2,000〜4,000 kg
食べ物植物食
生息環境海岸に近い低地(化石は海成層から)
発見地北アメリカ(米国ニュージャージー州)
地層ウッドベリー層
ハドロサウルス(Hadrosaurus foulkii) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
ハドロサウルス(Hadrosaurus foulkii) 復元イメージ

ハドロサウルス(学名 Hadrosaurus foulkii)は、約7,900万年前の白亜紀後期、現在のアメリカにすんでいた大型の植物食恐竜です。学名は「がっしりしたトカゲ」を意味します。カモノハシ竜のグループの名前のもとになり、また北アメリカで初めて全身骨格が組み立てられた恐竜として、歴史的に重要です。

カモノハシ竜の代表

ハドロサウルスは、コリトサウルスやエドモントサウルスなどをふくむ「ハドロサウルス科(カモノハシ竜)」という大グループの名前のもとになった恐竜です。幅広い口先(くちばし)と、植物をすりつぶすすぐれた歯をもつ、このグループの代表的な存在です。

恐竜研究の歴史を変えた発見

ハドロサウルスは、1858年に北アメリカで初めて全身骨格が組み立てられ、展示された恐竜です。この骨格は、恐竜が後ろあしで立つ「2本足の姿勢」をとれたことを初めて示し、恐竜のイメージを大きく変えました。それまで「巨大なトカゲ」と思われていた恐竜像を、くつがえす重要な発見でした。

すぐれた歯と植物食

ハドロサウルスは、幅広いくちばしで植物をかみ取り、口の奥のたくさんの歯ですりつぶして食べていました。このすぐれた歯のしくみは、ハドロサウルス科が白亜紀後期に大繁栄する原動力となりました。ふだんは4本足、急ぐときは2本足で動けたと考えられます。

海の地層から見つかった

ハドロサウルスの化石は、海の地層から見つかりました。これは、海岸の近くで暮らしていた恐竜の死体が、海まで運ばれて化石になったためです。アメリカ東部で見つかった、めずらしい恐竜でもあります。

すんでいた環境

ハドロサウルスがいた白亜紀後期の北アメリカ東部は、海岸に近い低地でした。ハドロサウルスは、カモノハシ竜の代表として、また恐竜研究の歴史を変えた恐竜として、特別な意味をもつ存在です。アメリカ・ニュージャージー州の「州の恐竜」にも選ばれています。

分類:鳥盤目 > 鳥脚亜目 > ハドロサウルス上科 > ハドロサウルス科

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