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ティタノケラトプス(学名 Titanoceratops ouranos)は、約7,400万年前の白亜紀後期、現在のアメリカ・ニューメキシコ州にすんでいた大型の植物食恐竜(角竜)です。学名は「巨大な角のある顔」を意味します。もっとも初期の巨大角竜のひとつとして注目されています。
ティタノケラトプスは、トリケラトプスに近い、大型のカスモサウルス亜科の角竜です。学名「巨大な角のある顔」のとおり、体重6.5トンにもなる巨体で、トリケラトプスより古い時代に、すでにこれほど巨大化していました。巨大角竜が、いつ・どのように現れたかを知る、重要な恐竜です。
ティタノケラトプスは、トリケラトプスやトロサウルスといった、最大級の角竜の祖先に近いと考えられています。すでに大きな角と巨大な頭をもち、これらの巨大角竜がどのように進化してきたかを示しています。角竜の大型化の歴史を語るうえで、貴重な存在です。
ティタノケラトプスの化石は、もともと別の角竜ペンタケラトプスのものとされていました。のちに、より進化した特徴をもつ別種だと指摘され、ティタノケラトプスと名づけられました。この分類には議論もありますが、巨大角竜の進化を考えるうえで注目されています。
ティタノケラトプスは、かたいくちばしと口の奥のたくさんの歯で、かたい植物もかみ砕いて食べていました。4本のがっしりした足で、巨大な頭を支えていました。低い位置の植物を主に食べていたと考えられます。
ティタノケラトプスがいた白亜紀後期のニューメキシコは、河川のある氾濫原でした。ティタノケラトプスは、もっとも初期の巨大角竜のひとつとして、トリケラトプスへと続く角竜の大型化の歴史を物語る、重要な恐竜です。
分類:鳥盤目 > 周飾頭亜目 > 角竜類 > ケラトプス科 > カスモサウルス亜科 > トリケラトプス族