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ブロントサウルス

Brontosaurus excelsus — 「雷のトカゲ」

ジュラ紀 竜脚類
時代ジュラ紀後期
年代約1億5,500万〜1億4,500万年前
全長約22 m
体重約15,000 kg前後
食べ物植物食(首をのばして広範囲の植物を食べた)
生息環境シダの平原や森林のある半乾燥の氾濫原
発見地北アメリカ(米国西部)
地層モリソン層
ブロントサウルス(Brontosaurus excelsus) 復元イメージ 🔍 タップで拡大
ブロントサウルス(Brontosaurus excelsus) 復元イメージ

ブロントサウルス(学名 Brontosaurus excelsus)は、約1億5,000万年前のジュラ紀後期、現在の北アメリカにすんでいた首の長い巨大な植物食恐竜です。学名は「雷のトカゲ」を意味します。「雷竜」の愛称で親しまれ、いったん消えた名前が復活した劇的な歴史で有名です。

「消えて、よみがえった」名前

ブロントサウルスは、恐竜のなかでもとくに数奇な運命をたどった名前です。19世紀に命名されましたが、その後「アパトサウルスと同じ恐竜だ」とされ、長く正式には使われなくなりました。しかし2015年、くわしい再研究によって「やはり別属として区別できる」と発表され、「雷竜」の名が約100年ぶりに復活したのです。

「雷竜」の堂々たる姿

ブロントサウルスは全長22メートルほど、体重15トン前後の巨体でした。アパトサウルスの近い親戚で、太くがっしりした首と、ムチのような長い尾をもっていました。大地を踏みしめて歩く堂々たる姿から、「雷のトカゲ」と名づけられたのもうなずけます。

長く愛された恐竜

「ブロントサウルス(雷竜)」の名は、正式には使われない時期が長かったにもかかわらず、図鑑や映画、おもちゃなどで広く親しまれ続けました。多くの人にとって「恐竜といえば雷竜」というほど、なじみ深い存在だったのです。名前の復活は、世界中の恐竜ファンに喜ばれました。

首と尾の使い方

ブロントサウルスは、太い首で低い位置から中くらいの高さの植物を広く食べ、長い尾でバランスをとったり、敵をおどしたりしていたと考えられます。ディプロドクス科のなかまで、すらりとしたディプロドクスとは対照的な、重量感のある体つきでした。

すんでいた環境

ブロントサウルスがいたジュラ紀後期の北アメリカ(モリソン層)は、シダの平原や森林のある半乾燥地でした。ディプロドクスやブラキオサウルス、アロサウルスなど多くの恐竜と同じ世界を生きました。ブロントサウルスは、「雷竜」の名とともに、恐竜の魅力を世界に伝え続けている、特別な恐竜です。

分類:竜盤目 > 竜脚形亜目 > 竜脚類 > ディプロドクス上科 > ディプロドクス科 > アパトサウルス亜科

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