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2026.06.11
恐竜の体の表面は、いったいどんなさわり心地だったのでしょう。骨だけでなく、まれに残る皮ふのあと(皮膚印象)の化石が、それを教えてくれます。
多くの恐竜は、ワニのようなウロコの皮ふをもっていました。皮ふのあとの化石から、つぶつぶのウロコの模様がわかることもあります。いっぽうで、とくに小型の肉食恐竜や鳥に近い仲間は、体を羽毛でおおっていました。ウロコと羽毛、両方をもつ恐竜もいたと考えられています。
アンキロサウルスのような装盾類は、背中に骨でできたかたい板(皮骨)をならべ、まるでよろいのように身を守っていました。トリケラトプスのフリルや、ステゴサウルスの背板も、皮ふと骨が作り出したかざりです。
ウロコ・羽毛・よろい——恐竜の“見た目”は、種類によって大きくちがいました。皮ふのあとが見つかるたびに、恐竜の姿はよりリアルになっていきます。