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2026.06.11
約6,600万年前、空を飛ぶ鳥をのぞくすべての恐竜が、地球から姿を消しました。あれほど栄えた恐竜が、なぜいなくなってしまったのでしょう?
もっとも有力なのが巨大隕石の衝突説です。直径10kmほどの隕石が、いまのメキシコ・ユカタン半島あたりに激突しました。その跡が、直径約180kmの「チクシュルーブ・クレーター」です。衝突で大量のちりやすすが空をおおい、太陽の光がさえぎられて地球は急に寒くなりました。これを「衝突の冬」といいます。植物が枯れ、それを食べる恐竜も、肉食恐竜も、つぎつぎと生きられなくなったと考えられています。
同じころ、インドでは大規模な火山活動も起きていて、これも環境を悪くした一因ではないか、と考える研究者もいます。絶滅の原因は一つだけでなく、いくつかの不運が重なった結果かもしれません。それでも、小さな哺乳類や、恐竜の子孫である鳥は生きのびました。
大絶滅は悲しい出来事ですが、そのあと哺乳類が大きく発展し、やがて私たち人間が登場します。恐竜の絶滅は、地球の歴史の大きな転換点だったのです。