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2026.06.09
恐竜の歯は、わたしたち人間のように一生で1〜2回しか生えかわらない……わけではありません。多くの恐竜は、歯が一生、何度でも生えかわったのです。
かたい骨をかみくだいたり、かたい植物をすりつぶしたりすると、歯はすり減ったり欠けたりします。そこで多くの恐竜は、使った歯がぬけても、下からすぐ新しい歯がはえてくる仕組みをもっていました。これは今のサメやワニにも見られる特徴です。
植物食のハドロサウルス類やトリケラトプスの仲間は、たくさんの歯がびっしりならんだ「デンタルバッテリー」という構造をもっていました。すり減ったそばから新しい歯が押し上がってきて、いつもよく切れる“おろし金”のような歯がそろっていたのです。
だから、化石の発掘現場では恐竜の歯がよく見つかります。何度も生えかわった歯は、地層にたくさん残された、恐竜たちの暮らしの証拠なのです。