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2026.06.11
化石になるのは骨や歯だけではありません。なんと、恐竜のうんちも化石として残るのです。これを「コプロライト(糞化石)」といいます。
糞化石を調べると、その恐竜が何を食べていたかが直接わかります。植物食恐竜のうんちからは、すりつぶされた植物のかけらが見つかります。肉食恐竜のうんちからは、くだけた骨のかけらが出てくることがあり、ティラノサウルスのものとされる大きな糞化石には、獲物の骨ごと食べていたあとが残っていました。
うんちの中身は、その時代にどんな植物や動物がいたかを知る手がかりにもなります。骨の化石が“体の形”を教えてくれるなら、糞化石は“暮らしぶり”を教えてくれる、貴重なタイムカプセルなのです。
ちょっと地味で笑ってしまうかもしれませんが、うんちの化石は恐竜研究のれっきとした主役の一つなのです。