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2026.06.11
映画では猛スピードで追いかけてくる恐竜たち。でも本当のところ、恐竜はどれくらい速く走れたのでしょう?
恐竜が走るところを見た人はいません。そこで研究者は、地面に残った足あとの化石の歩はば(一歩のはば)や、脚の骨の長さ・形から速さを推定します。一般に、ダチョウのような体つきの小型〜中型の獣脚類は速く、オルニトミムスの仲間は時速50km近く出せたという推定もあります。
いっぽう、体重が数トンもあるティラノサウルスは、全力疾走はしなかったと考える研究者が多くいます。あまり速く走ると、転んだときに大ケガをしてしまうからです。それでも歩く速さ(時速15〜20kmほど)は人の全力走りに近く、大きな歩はばで追えば、けっして遅くはありませんでした。
「大きい=速い」ではないのが恐竜のおもしろいところ。体の大きさと走り方には、ちゃんとした理由があったのです。